全国に100万人いると言われる「ひきこもり」。
現在は人口の約1%を占めるひきこもりが最初に認識され始めたのは1980年代。
当時はいわゆる「不登校」に関連する「若者問題」でしたが、2000年代になると「就労問題」、
さらに直近ではひきこもり当事者・親それぞれの高齢化に伴い、「8050問題」
(親80代・子供50代無職ひきこもり)のように、
親の死後、年金がなくなると子供の生死に直結してしまうような深刻な問題に変化してきています。
他方、IT技術の進展に伴い、在宅での開発業務など、
ひきこもり当事者が「ひきこもったまま」生活していく術も生まれています。
ひきこもりハッカソンは、ハッカソン本来の趣旨である
「普段作らないようなものを、普段接しない人たちと一緒に作る」ことをベースに、
「ひきこもり当事者」も参加することで、
■お互いに「気づき」を得ることと、
■ひきこもり当事者が抱える様々な課題をIT技術を活用して解決する糸口を見つけること
を目的としています。